Long Time No See はネイティブは使わない??

Posted by George on 2023/12/31

久しぶり!!

英語で「ひさしぶり!!」や「ご無沙汰です!!」と言いたいとき、何と言えばよいでしょうか?

私もそうなのですが、中学校の時、教科書で学んだ、「Long Time No See 」というフレーズが頭に浮かぶのではないでしょうか?

ただ、その「Long Time No See 」、実はネイティブが使う英語ではなかったのです。

Long Time No See の由来

long time no see ですがよく見ると、主語と目的語のない英文法的には少しおかしいフレーズですよね。

long time = 長い間  no see = 見てない → 長い間会っていない

意味は分かりますが、正しい英語ではないように見えます。

そう、これは純粋な英語ではなく、非英語圏の人が作った英語フレーズなのです。

中国語で久しぶりを「 好久不見」といいますが、なんと、これをそのまま英訳したフレーズです。

ちなみに中国語で「hao jiu bu jian ハオ ジョウ ブー ジエン」 と発音します。中国語の「好」は「とても」という意味です。

確かに、「ロング タイム ノー スィー 」 という語音的にも中国語っぽい気がしますよね。(ジャッキーチェンとか言ってそう)

そのほかにも、「人がいっぱい、人混み」の意味の英語で「People Mountain People See 」ということがあります。

これも中国語の「人山人海」(発音 ren shan ren hai レン シャン レン ハイ」)が由来の言葉です。

このような中国語由来の英語は実は以外と結構多いです。(ネイティブが使うかは別ですが…)

ビジネスでは使わない方がよい…?

この long time no se と言い方ですが、正しい英語とは言い難いため、ビジネスシーンで使うのは避けたほうがよさそうです。

ビジネスにおいては正しい英語を使う方がやはり無難。

ただ、話し言葉においては、上記のくだけた言い方という基礎知識の上で、雑談や冗談のような感じで使うことは問題ないですね。

正しい言い方は…?

  • I haven’t seen you for a long time.
  • It has been a long time since ~
  • It’s a pleasure to see you again.
  • などなど

上記の言い方であれば、ビジネスでも問題ない表現だと思います。

まとめ

Long Time No See はその昔、アメリカに渡った中国人が作った中国語的フレーズでした。そのため、正しい英語が必要となる場面では控えたほうがよいでしょう。


この記事を書いた人:George

George

こんにちは!株式運用しながら数年でアッパーマス層に到着が目標で頑張っています。興味のあることどんどん記事にしていきます!!