IoTですべてがネットワークにつながる時代
世界各地に設置されている防犯カメラの映像をリアルタイムで公開しているウェブサイトがあります。
その名を「insecam」といいます。(googleでそのまま検索すると出てきます)
常時、1万台以上の防犯カメラの映像を見ることができ、その中にはプライバシーにかかるようなものも。
このサイトはロシア発のウェブサイトとされ、カメラのIDとパスワードが初期設定のまま「admin」だったり、簡単なパスワード「1234」だったりするような、セキュリティに脆弱性が認められるようなカメラの映像を公開しています。
insecamを利用する
insecamでは目的のカメラを探す機能もあり、国や都市の指定、さらに検索ワードでも検索ができ、「Bar」「Road」「House」など検索するとそれに合ったカメラが表示されます。
また、カテゴリー別でも探せるようになっています。
insecamには日本のカメラの映像も公開されています。
もしかすると、あなたの身近な場所が移っている可能性もあります。
その場合、どうすればよいでしょうか?
もし可能であれば、そのカメラの管理者に連絡をとり、早急にネットワークカメラのIDとパスワードを変更するよう伝えましょう。
最後に
insecamは世界中のネットワークセキュリティの脆弱性を公開しているといってもよいでしょう。
色々なものがネットワークにつながるということは便利になる反面、こういったセキュリティの弱さを露呈し、それを管理できないものは、ハッカーなどに利用されてしまうということです。
一人一人のネットワークセキュリティ知識を高めつつ、IDとパスワードは初期設定値で絶対に使わないということを徹底することが必要だと思います。