トイレの水が流れない?
このブログはあくまでも参考程度でお願いします。水回りの配管自体を損傷させて、修理対象外の場所に損害が出ても責任は取れません。自信のない方は水回り業者にやってもらうのがよいと思います。
急にトイレの水が流れなくなって焦りました。
しかも、トイレ掃除をしているときに。
たまに良い事をしようとすると仇(あだ)となって、却って面倒なこととなることが私の場合は多いので、なんだかなあ…
水回りの修理業者はあんまりイメージよくないし、ぼったくられるのも嫌なので、一応大家に了承を得たうえで、自分で修理します。
とりあえず、トイレの蓋をあけてみました。
何がなんだかよく分かりませんが、とても複雑な構造をしているようです。
まったくの素人、しかもド文系な私にとっては、とっても意味不明な構造。
とりあえず、タンク本体に貼ってあったトイレの品番(SH381BA)を入れて取扱説明書を眺めてみると、
まあ、なんとなくこんな風に分解できるんだと。
タンクの構造自体は分かったのですが、さてどこが壊れているんだか。
適当に 「SH381BA 水が出ない 」 でググってみると、同じ症状の事例が見つかりました。
症例はこのブログの方と同じで、タンクの中の浮き(フロート)がつながっている部分から水が漏れているみたい。
ずっと、丸印の部分からジュクジュク音がし、ぽとぽと水が落ちて、だいたい30分ぐらいでタンクに水がたまると、フロートが浮いてきて、給水が止まるようだ。
さて、この丸印の部分、なんていうのだろう?
調べてみると、止水ダイヤフラムというらしい。
この止水ダイヤフラムの中にあるパッキンが劣化し、水が漏れてしまい、正しく水が出ないらしい。
本来はそのとなりの所から水が出るようだ。
ちなみに止水ダイヤフラムの下の赤いキャップの部分はストレーナ。(いわゆるフィルター)
ただし、今回は交換しませんでした。なぜなら、先ほどのブログの方も、ほかのブログでも、この部分を交換しようとして大体ぶっ壊してしまうみたいです。
余計な部品代をかけないためにも余計なことはしない。私の中の鉄則です。
部品はどこに?
さて、この止水ダイヤフラムという部品ですが、いったいどこで買えるのか?
適合の品番は HH11113 のようです。
私がAmazonで調べた時にはすでに商品がなく、すぐには手に入らないようでした。
なので、いろいろネットで調べていると、秋葉原のヨドバシカメラに1個だけあった!
すぐに電車に乗って買いに行きました。
家が京浜東北線沿いで良かった!
修理開始
さて、早速帰ってきて修理を始めます。
こちらが新しく買ってきた止水ダイヤフラム。ピカピカです。
取り外しの際には、必ず、トイレの止水栓を閉めてからです。
うちの家はこの、マイナスドライバーで回すタイプの止水栓でした。(ただ、おそらく10年近くは回してないので固着していて回すのがとても大変でした。)
最初、止水栓の存在を知らなかったので、止めずにそのまま作業していたら、公園にある噴水みたいな水飲み場(立形水飲水栓)みたいにピューと出てしまい、後始末が大変でした…涙
取り付け方は、中に入っている説明書を見ながらやれば簡単です。
取り外すときは慎重に…
中から出てきた止水ダイヤフラムです。中からドロドロした黒い液体が出てきて、パッキン自体すごくへたっていました。
元に戻して終了です。
これでちゃんと水が出るようになりました!
最後に
皆さんも腕に自信があるようでしたらご自身でやるのもトイレの構造できて面白いかもしれません。
業者を呼ぶと相場でだいたい¥10,000~¥20,000ぐらいかかるそうなので、部品代¥1,500で済んだのは安く上がって家計には優しいですね。(もっとも悪徳な業者もいるそうで悪くない箇所も修理させて法外な修理代を請求するところもあるそうです。)
ただ、あくまでも自己責任でお願いします。(壊されたとしても責任取れませんので)