資産が1000万円超えたら
貯金をしようと思ったのがちょうど4年前(2019年)のことだった。
きっかけは妻が妊娠して、子供が生まれることになったから。
私自身、貧乏な家で育ったため、お金のことで我慢することが多く、これから生まれてくる子供に絶対同じ寂しさを感じさせないよう、お金を貯めようと決めた。
スタートは100万円から
では、どうやって、お金を増やしたのか?
まずは積み立てで毎月3万円、投資信託でコツコツ運用しました。
以下は、お金を貯める方法で一番の近道です。
1. 投資信託やETFでコツコツ運用する!
- 概要: 投資信託やETF(上場投資信託)は、分散投資の手段として一般的です。特にインデックスファンドやETFは、手数料が低く、長期的な運用に向いています。
- 戦略: 株式市場全体に投資するインデックスファンド(例:S&P500に連動するETF)を活用し、長期的に資産を増やすことを目指します。過去のデータでは、年間平均リターンが5~7%程度の場合が多いので、これを積み重ねていくと複利効果によって資産が増えます。
- リスクと利回り: 株式市場の動向に左右されますが、長期的には安定したリターンが期待できます。10年以上の期間で資産が10倍になる可能性もありますが、短期的には値動きが激しいこともあるため、長期保有が前提です。
2. 個別株への投資
- 概要: 自分で選んだ企業の株式を購入し、その企業の成長に伴って資産を増やす方法です。特に成長企業に投資できれば、大きなリターンが得られる可能性があります。
- 戦略: 成長性の高い企業をリサーチし、長期保有することで、企業の成長に合わせて資産を増やすことが狙いです。例えば、IT関連やヘルスケア分野、または新興市場に注目してみると良いかもしれません。
- リスクと利回り: 個別株はリターンが高い反面、リスクも大きいです。うまくいけば短期間で資産を大幅に増やすことができる一方、株価が急落するリスクもあります。情報収集や分析が必要不可欠です。
3. 積立投資(ドルコスト平均法)
- 概要: 100万円を一気に投資するのではなく、定期的に一定額を積み立てて資産を増やす方法です。ドルコスト平均法に基づいて投資信託やETFに定期的に投資することで、リスクを分散しつつ長期的に資産を増やすことができます。
- 戦略: 毎月決まった金額を積み立てることで、市場が上がっても下がっても購入を続け、長期的に安定したリターンを目指します。インデックスファンドやバランスファンドに投資することが多いです。
- リスクと利回り: 市場の変動に左右されますが、長期的には資産を増やす効果が期待できます。短期的には大きなリターンは期待できませんが、時間をかけてコツコツ増やしていくのが特徴です。
戦略について
100万円を1000万円に増やすには、短期的に高リスクな方法を取るか、長期的に堅実な方法を選ぶかによって戦略が異なります。自分のリスク許容度や目標に応じて、上記の方法の中から適切なものを選び、計画的に進めていくことが重要です。
資産が1000万円を超えると
資産が1000万円を超えると、資産運用やライフプランに対する考え方がガラッと変わります。
お金に対する安心感が増す
1000万円を超える資産があると、ある程度の安心感が生まれます。突発的な出費や予期しないトラブルがあっても、貯蓄があるという安心感が、生活や仕事に対するプレッシャーを和らげることが多いです。たとえば、仕事がクビになっても数年間は生活できるという安心感が増します。
お金を働かせる感覚が身につく
資産が増えると、ただ貯めるだけでなく「お金に働いてもらう」という考え方が重要だと感じます。預貯金の金利が低い中、資産運用を通じて、お金にさらにお金を生み出してもらうために、投資を考えるようになります。特に、貨幣価値は徐々に下がっていくものですが、資産運用することで、そういったリスクを下げることができるようになるのです。
消費と投資のバランスの大切さを理解する
資産が1000万円を超えると、消費と投資のバランスをどのように取るかが大きなテーマになります。高額な買い物や旅行など、消費にお金を使いたい気持ちもある一方で、資産運用に回すべきかどうかを考えることが増えます。長期的に見て、消費よりも投資を優先することで、さらなる資産増加が期待できると理解することも多いです。
生活水準をどう保つか、考えるようになる
資産が増えたことで、一時的に生活水準を上げたくなることがあります。例えば、より高価な物を買ったり、豪華な旅行をするなどです。ただし、持続可能な生活水準について考える必要があることにも気づきます。資産を浪費するのではなく、将来に備えるための計画を立てることで、長期的に安定した生活を保つ重要性を認識します。
目標設定の見直し
資産1000万円は一つの大きなマイルストーンですが、そこを達成すると新たな目標を設定したくなります。たとえば、次は2000万円、5000万円と目標を設定する人も多いです。資産形成の目標が明確になることで、どのように資産を運用し、どれくらいのリターンを期待するのか、具体的な計画を立てやすくなります。